タイ・バンコク – Grab 使用方法

バンコクでの車移動手段としては、トゥクトゥクや、タクシーになりますが、
トゥクトゥクは交渉制でなおかつ、観光客には高い料金です。
またいいタクシーに巡り合えれば、メーターで行ってくれますが、
かなりの割合で、「渋滞があるからー。遠いからー」と言われ、
料金交渉に持ち込まれる場合が多いです。

そんなバンコクで、東南アジアではやっている配車アプリ
Grab を、試みてみました。

Grab の準備

App Store などからダウンロードします。
ダウンロード、登録料は無料です。

ダウンロード先はこちら
https://itunes.apple.com/jp/app/grab-ride-hailing-app/id647268330?mt=8

Grab の使い方

Grab を起動すると、自分の現在地から、
どこに行きたいのか、聞かれる画面が開きます。
今回起動したのは、スワンナプーム国際空港。
現在地から一番近い入り口(Arrival Entrance 4)がすでに設定されています。

 

搭乗場所を変更した場合、地図をぐりぐり動かして、
青いピンの場所を移動させます。

続いて、「I’m going to…」をタップして、
行きたい場所を入力します。
現地の言葉でなくても、英語で入力すれば、OKです。
今回は、宿泊先の、スクンビットにある、
「Hyatt Place bangkok」を探します。

「Hyatt Place Bangkok」を行き先に設定すると、
料金が分かります。
358 バーツで行けるようです。
空港からバンコク中心部までタクシーで行く際、
メータータクシーだと安くて 200 バーツ後半 + 空港使用料 50 バーツ
+ 高速代金 とられるので、だいたい 300 ~ 400 バーツはとられる。
夕方の利用だと、お決まりの「渋滞」という理由で、
500 バーツ交渉してくる運転手も多いので、
今回の 358 バーツは十分満足な料金といえます。

また、配車までのおおよその待ち時間が分かります。
今回は、3分程度で、車が来るようです

料金に問題なければ、「Book」ボタンをタップします。

運転手が見つかりました。

Grab の乗り方

搭乗を指定した場所で待っていると、予約した車がきます。
今回は空港で待機していた運転手さんだったので、予定待ち時間を、
待たずにすぐに来ました。

予約確定した際、運転手さんが近くにいない場合、周りの道が渋滞の場合、
予想待ち時間よりもかなり待つことがありますので、注意が必要です。
運転手さんがどのくらいで到着するかは、Grab を確認すれば、
車のアイコンでどの辺を走っているのか、搭乗地に向かってきているのか、
現時点の目安時間などが分かります。

乗車する車両のナンバーや、車種は Grab に記載されていますので、
近くにその車種が近づき停車したら、Grab の画面を見せ合って、
乗車します。

運転手さんとコンタクトを取ったら、念のため、行き先だけを確認し、
乗り込みます。
空港から乗る場合や、空港へ行く場合、スーツケースなど大きい荷物がある場合、
予約した車種によっては、トランクに搭載場合がありますので、注意してください。
私たちの場合、スーツケースがトランクに入らず、自分たちの膝の上に、
スーツケースを抱えたまま、空港からホテルまで移動したことがありました。

車に乗り込むと、Grab で、「In transit」となり、移動がはじまります。

移動中も、どの辺を走っているのか、
車のアイコンで確認可能です。

Grab の降り方

目的地に着いて降りるだけです。
荷物を取り出してもらい、お礼を言うだけで OK です。
ここで現金の方は、指定の料金を払うだけです。
クレジットカードを Grab に登録しておけば、
特に何もする必要がはありません。

そのあと、Grab から運転手さんを評価するよう通知がきますので、
星で評価して終わりです。

Grab のメリット

料金交渉不要

なんといっても、料金があらかじめ決まっているので、ぼったくりにあうことや、
料金交渉が不要なことが一番のメリットに感じます。

現金・チップ不要

クレジットカードを登録しておけば、そのまま何もせず、
クレジット支払いができますので、便利でいいです。

運転手さんとの会話が不要

GPS で指定した地図で、乗車地、降車地を指定できるので、
細かい行き先を伝える必要もなく、車内での会話も不要です。
英語もタイ語も話せない私たちにとってはかなりのメリットです。

今回「ピーオ」と言う、かなり入り組んだ場所にある、
有名トムヤム麺のお店に行ったのですが、かなり細い路地のお店前まで、
何の会話なく連れて行ってもらえました。

Grab のデメリット

待ち時間が読めない

Grab で予約の際、おおよその待ち時間はわかりますが、
周辺の道路事情によって、ものすごく待つ場合があります。
Grab では 5 分の待ち時間表示だったにも関わらず、
渋滞のため、運転手の到着が 30 分近くかかった場合もありました。
周りの渋滞状況によっては、Grab で呼ぶよりも、流しのタクシーを、
拾ったほうがいいかもしれません。

運転手さんからの電話

たまに運転手さんから電話や、Grab のメッセンジャーで、
「どこにいる?」などの連絡がきます。
電話で英語やタイ語が話せないことを日本語で話してると、
運転手さんから、簡単な英語で、連絡が来る場合があります。
翻訳ソフトを駆使して、コミュニケーションに努めましょう。

運転手さんを選べない

まあ、当然ですが、Grab アプリが、自動的に近い運転手さんを選ぶので、
自身で運転手さんを選べたらいいのにと思います。
星の評価の高い運転手、乗りたい車種など事前にわかり、選べれば、
なおさらうれしいです。
運転手さんの中には、若い女性の方もいらっしゃるので、
特に女性一人で利用する場合には、女性ドライバーのほうが、
気持ち的に安心になれますね。