カンボジアの 3 大通信会社の一つ、Cellcard の SIM を使用した通信方法をまとめます。

SIM フリーの携帯を準備

私は、iPhone 7 を SoftBank で 180 日以上使用していたため、
自分自身で、iPhone の SIM ロック解除を実施。

まず My SoftBank から、SIM ロック解除の手続きを行ないます。
https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

Cellcard のプリペイド SIM 準備

カンボジアのシェムリアップ国際空港に着いてから、
入国審査を受けて、到着口から出ると、右手側のほうに、
いくつか通信会社のブースが並んでいます。

一番最初に、カンボジアで一番シェアの多い、
Smart のブースがあるのですが、料金は高め。
次々ブースを周り、訪問時に空いていて、料金の安かった、
Cellcard の SIM を買うことにしました。

料金体系は、たった 2 ドルで、7 日間使用できます。
また 1.4 GB (1400 MB) も使用できるので、
数日の滞在なら十分な量です。
また、5 ドルで 30 日間使用でき、
3 GB (3000 MB) も使用できるプランもありますが、
私は 2 GB の SIM を 2 枚買うことにしました。

購入時には、パスポートの提示が必要ですのでご注意ください。

Cellcard のプリペイド SIM 装着

購入したプリペイド SIM の パッケージの中には、標準 SIM サイズですが、
簡単に指で、micro SIM 、nano SIM に切り離せます。

 

iPhone

まず、1 枚目の SIM は、iPhone に装着。
iPhone への装着や動作確認は、ブースのお姉さんが全部やってくれました。
事前に iPhone の言語設定を英語にしておく必要があります。

モバイルルーター

続いて 2 枚目の SIM ですが、SIM ロック解除済みの、
モバイルルータに使用。
こちらは、ブースのお姉さんが持っている動作確認用のルーターを使い、
開通した後、そのまま標準 SIM を渡されました。
自分で、標準 SIM をモバイルルーターに取り付けます。

Cellcard のプリペイド SIM 使用方法

iPhone

設定は、ブースのお姉さんがやってくれますので、
SIM を装着した後、以下のような SMS が届き、
そのまま使用できます。
(SMS 画像は帰国後撮影しています)

モバイルルータ

自分自身で、APN の設定をする必要があります。

上記の APN をルーターに設定すると、
ちゃんと使えるようになります。
当初、APN の設定は間違っていないのに、
まったく通信できない状況が続きました。
モバイルルータの SIM の装着しなおしをしたところ、
問題なく使用できるようになりました。

他のサイト見てても、カンボジアの SIM の品質が良くないらしいので、
その場で動作確認をしてブースを離れたほうがよさそうです。

Cellcard のプリペイド SIM 使用感

シェムリアップの街中では問題ありませんでしたが、
アンコールワットやアンコールトムなどの遺跡付近では、
たまに通信ができなくなることがありました。