カンボジア・シェムリアップ – Grab 使用方法
カンボジア・シェムリアップでの車移動手段としては、
交渉制のタクシーか、トゥクトゥクになると思います。
シェムリアップの市内ではメーター制のタクシーはいませんでした。
タクシーを使用する時は、空港やホテルで呼んでもらうくらいしか、
利用しませんでした。
そんなシェムリアップ市内の移動手段としては、トゥクトゥクがメインになります。
シェムリアップのトゥクトゥクは、二輪のバイクの後ろに、
二名ずつ向かい合って、四人乗れるワゴン(現地語でルーモー)が、ついています。
街中でも、観光遺跡付近で、こちらが手を上げなくても、
運転手さんのほうから、声をかけられまくるほどトゥクトゥクは沢山いるので、
トゥクトゥクを捕まえるのには困らないかと思います。
トゥクトゥクを捕まえたら、運転手さんに行き先を告げ、
料金交渉をします。
料金は 1 US$ ~交渉次第で乗れますが、毎回料金は高額なものを吹っかけられ、
都度料金交渉をするのは面倒くさいです。
そんな中、シェムリアップでも、東南アジアではやっている配車アプリ
Grab を、試みてみました。
Grab で料金交渉なく、トゥクトゥクを快適に捕まえられたので、
その方法を案内します。
目次
Grab の準備
App Store などからダウンロードします。
ダウンロード、登録料は無料です。
ダウンロード先はこちら
https://itunes.apple.com/jp/app/grab-ride-hailing-app/id647268330?mt=8
Grab の使い方
Grab を起動すると、自分の現在地から、
どこに行きたいのか、聞かれる画面が開きます。
タイ・バンコクで使用した際のような車のアイコンではなく、
サイドカーを備えたバイクのアイコンが可愛いです。
搭乗場所を変更した場合、地図をぐりぐり動かして、
青いピンの場所を移動させます。
続いて、「I’m going to…」をタップして、
行きたい場所を入力します。
現地の言葉でなくても、英語で入力すれば、OKです。
行き先に設定すると、料金が分かります。
料金は、US$ 表記ではなく、KHR(カンボジアリエル)で表示されます。
また、配車までのおおよその待ち時間が分かります。
料金に問題なければ、「Book」ボタンをタップします。
Grab の乗り方
搭乗を指定した場所で待っていると、予約したトゥクトゥクがきます。
トゥクトゥクを待っている間、他のトゥクトゥク運転手が声をかけてきますが、
Grab の画面を見せながら、断ります。
中には、明らかな Grab の運転手でないにもかかわらず、
「(あなたが予約した)運転手は私だ」と言い張り、自分のトゥクトゥクに
乗せようとする強気の運転手さんもいるので、要注意です。
乗車するトゥクトゥクのナンバーは、Grab に記載されていますので、
近くにトゥクトゥクが近づき停車したら、Grab の画面と見比べて、
正しいトゥクトゥクだったら乗り込みます。
後部のワゴンに乗る際は、非常に苦労します。
普通の健常者の方なら、問題ないでしょうが、
ワゴンのステップの位置が高く、なかなか足をかけるのに苦労しました。
車に乗り込むと、Grab で、「In transit」となり、移動がはじまります。
移動中も、どの辺を走っているのか、
バイクのアイコンで確認可能です。
Grab の降り方
目的地に着いて降りるだけです。
足元に気をつけて降りて、お礼を言うだけで OK です。
ここで現金の方は、指定の料金を払うだけです。
クレジットカードを Grab に登録しておけば、
特に何もする必要がはありません。
そのあと、Grab から運転手さんを評価するよう通知がきますので、
星で評価して終わりです。
今回は近い距離で、8900 リエルなので、2 US$ ちょっとの料金でした。
(4000 リエル = 1 US$ で計算されます)
Grab のメリット
料金交渉不要
なんといっても、料金があらかじめ決まっているので、ぼったくりにあうことや、
料金交渉が不要なことが一番のメリットに感じます。
特にシェムリアップでは、メータータクシーがないので、
タクシーであれ、トゥクトゥクであれ交渉が必須です。
その交渉がないだけで、心はものすごく楽でした。
現金・チップ不要
クレジットカードを登録しておけば、そのまま何もせず、
クレジット支払いができますので、便利でいいです。
運転手さんとの会話が不要
GPS で指定した地図で、乗車地、降車地を指定できるので、
細かい行き先を伝える必要もなく、車内での会話も不要です。
Grab のデメリット
待ち時間が長くなる
Grab で予約の際、大抵数分でトゥクトゥクが来ますが、
待っている間、何台ものトゥクトゥクに声を掛けられます。
腐るほどトゥクトゥクがいるので、待ち時間がもったいないと考える場合は、
流しのタクシーと交渉したほうがいいです。
運転手さんからの電話
たまに運転手さんから電話や、Grab のメッセンジャーで、
「どこにいる?」などの連絡がきます。
英語やクメール語が話せないので、簡単な英語で、
コミュニケーションに努めましょう。
他の配車アプリ iTsumo
カンボジアでは、Grab 以外にも、PassAPP や iTsumo などの
配車アプリがあります。
そんな中、シェムリアップで、iTsumo を使用してみました。
日本語表記はわかりやすくていいアプリなのですが、
うーん、車の数が少ない。
一回も利用しませんでした。。。
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