ペルー・ナスカ – ナスカの地上絵 – バリアフリー情報

広大な地面のキャンパスに様々な動物や魚、植物など描かれたナスカの地上絵。
今なお、なぜ描かれたのか多くの謎が残るナスカの地上絵を観光する際の
バリアフリー情報をまとめていきます。
2007 年に旅行した際の情報ですので、ご注意ください。

住所

ナスカへの行き方

ナスカの地上絵を見るためには、当然ですが、まずはナスカの町に入る必要があります。
ナスカにはリマから長距離バスが出ており、リマから 7-8 時間で着きます。
私はツアー会社で、リマから長距離バスでナスカ手前の町イカに宿泊し、
イカからツアー会社の車で2時間程度走って、ナスカの町に入りました。

ちなみにナスカの見所は、ナスカの地上絵以外にはほとんどなく、
ツアーに組み込まれている、水路とアントニニ博物館くらいしか見所がありません。

ナスカの地上絵への入り方

ナスカの地上絵の場所へは車で行くことが可能です。
パンアメリカン・ハイウェイという地上絵郡の真ん中を走る道が走っています。
このパンアメリカン・ハイウェイ、地上絵郡の中をくねくね走るのではなく、
トカゲの地上絵をまっすぐぶった切っているのですが、この道をつくった人は、
なんとも思わなかったのでしょうか。。。
大事な遺産が、ちょっとした利便性のために、壊され、地上絵をぶった切ってる状況は、
悲しいものです。。。

地上絵には、道路で行けますが、地上の道路からでは地上絵は全然見えません。
やはり地上絵を見るためには、空から見る必要があります。
空から地上絵を見るためには当然飛行機になります。
ナスカの地上絵を見る飛行機は、リマやイカから、飛行機で鑑賞できるツアーがありますが、
お値段は結構します。
やはり一般的なのはナスカ空港からのセスナでの鑑賞になります。

ナスカの地上絵のバリアフリー情報

ナスカ空港

ナスカの町からちょっと離れた車で 5 分くらいのところに、ナスカ空港があります。
ナスカ空港では地上絵を遊覧するセスナだけの発着できる空港であるため、
通常のフライトはなく、とても小さな空港です。


ナスカ空港からは、ナスカの地上絵やパルパの地上絵へのフライトがあります。



私はパルパの地上絵は行かずに、ナスカの地上絵のみのフライトでした。
私が乗った航空会社は、アエロ・コンドル社のセスナです。


乗り込むセスナの中は非常に狭いです。


膝が計器にぶつかりそうです。
このときは杖をついていませんでしたが、杖の持ち込みもできなかったと思います。

計器の上部にはチップをねだる張り紙が。。。
薄くて一部切れてますが、ご丁寧に日本語のひらがなで書いてあります。


さて、肝心のフライトですが、ものすごく酔います。
そして、よく見えません。
写真を撮るのも精一杯で、まったくよく撮影はできません。
地上絵自体は、テレビやガイド本で見たほうがはるかに感動は大きい気がします。

そんな中でも、比較的よく撮れた写真。

ハチドリ

ミラドール(観測塔)

ナスカの町から北東に走ってるパンアメリカ・ハイウェイ沿いに、
ミラドールと呼ばれる観測塔が立っています。
このミラドールは高さが 20 メートルもあり、そこから、木の地上絵や、
手の地上絵を見ることができます。

ミラドールへのアクセス

ナスカの町から車で 5-10 分程度で着きます。
地上絵郡のちょうど真ん中くらいの場所に位置しており、
パンアメリカン・ハイウェイ沿いにあります。

ミラドールから見た、パンアメリカン・ハイウェイ

ミラドール内バリアフリー情報

はっきり言って、バリアフリーなんてありません。
かろうじて手すりのある鉄塔を登るだけです。


鉄塔を登ると、手の地上絵や、木の地上絵が見られます。

手の地上絵

木の地上絵