中国・雅安 – 碧峰峡パンダ保護センター(Bifengxia Panda Base) – 行き方&バリアフリー情報&車いすレンタル

中華人民共和国四川省雅安市にある、パンダ施設、碧峰峡パンダ保護センター。
世界遺産である四川ジャイアントパンダ保護区群の、碧峰峡にあるパンダ保護センターです。
2023年10月に、上野動物園から返還されたパンダ、シャンシャンが公開されております。
碧峰峡パンダ保護センターのバリアフリー情報&車いすレンタル方法をまとめていきます。

※こちらの情報は2023年06月と10月や、2024年10月と11月に渡航した際に確認できた情報ですので、
一部情報が古かったり、変わっていることもございますので、訪問の際には最新の情報をご確認いただくようお願いいたします。

目次

住所

碧峰峡パンダ保護センターへの行き方

電車の場合

碧峰峡パンダ保護センターの最寄り駅は、「雅安」駅です。

「雅安」駅から、碧峰峡パンダ保護センターまでは、車で30-40分程度かかるので、徒歩でのアクセスはできません。

バスの場合

私たちはバスの利用はしませんでした。

ただ、雅安バスターミナル(雅安旅游車站)から、碧峰峡行きのバスが出ております。

車やタクシーの場合

碧峰峡パンダ保護センターの最寄り駅である、「雅安」駅からは、車で30-40分程度でアクセスができます。

「雅安」駅のデッキから、タクシー乗り場にエレベーターや階段で下ります。

タクシープールがありますので、タクシーの乗り、運転手さんに「碧峰峡」に行きたいことを伝えます。

私たちの経験上、「雅安」駅や雅安市内中心地から碧峰峡までは、一律50元か60元で行ってくれます。
たまに、メーター料金で行ってくれる運転手さんもいますが、メーターだと、20元の上乗せがあったり、
メーターでも(上乗せされた20元を合わせて)、大体60-70元くらいかかりますので、一律料金で行った方がいい気がします。

タクシーではなく、ライドシェアの配車をすれば、少し安くは行けます。

駅を出て、しばらく幹線道路を走ると、碧峰峡に向かう、川沿いの道をひたすら走ります。

この川沿いの道は追い越し可能な道路のため、大抵のタクシー運転手さんはものすごいスピードで他の車を追い抜いていきますので、
スリルを味わいつつ、気を付けて乗車が必要です。

碧峰峡が近づいてくると、パンダさんの看板が出てきます。
この看板を越えると、残り5分程度で到着します。

Tourist Center(観光客センター)前で降ろしてくれます。

タクシーを降りる場所にはベンチなどがあり、休憩や、流しのタクシーを待つのに座れます。

タクシーの場合、碧峰峡パンダ保護センターから、「雅安」駅や雅安中心地に戻る場合には、事前に迎えを頼んでおくとより安心です。

私たちは帰りには、Tourist Center(観光客センター)前で待機しているタクシーを捕まえられたのですが、
帰りはよく捕まらない場合があるようです。

帰りのタクシーの場合、どうも迎え料金などがあるらしく、行きよりも+20元くらいかかりました。

碧峰峡パンダ保護センターから、「雅安」駅や雅安中心地に行くのに、60-100元程度の料金がかかりました。

碧峰峡パンダ保護センター入り方

Tourist Center(観光客センター)から専用観光バス

碧峰峡パンダ保護センターへは、まず、Tourist Center(観光客センター)でチケットを買う必夜があります。

Tourist Center(観光客センター)に行くのに、階段を上がります。

手すりはあるものの掴まりにくいので、気を付けて上がります。

Tourist Center(観光客センター)に到着すると、両サイドにチケットブースがあるので、空いている方でチケットを購入します。

Tourist Center(観光客センター)には世界遺産の看板があります。

チケットは、動物園用とパンダ基地用に分かれており、シャンシャンやパンダさんだけの観覧でよければ、パンダ用のチケットを購入します。

パンダ用のチケットは、パンダ基地へのバス料金と、パンダ基地の入場料が含まれ、100元(2023年10月時点)で購入ができます。

パンダ基地に行く場合は、チケットブースの右側のスロープを進み、バス乗り場に向かいます。

スロープを降りると、ホテルが見えてきますので、左側に進みます。

左側に土産物屋さんやキノコなどを売る売店などを横目に進みます。

数十メートル進むと、右側にバスの停留所が見えてきます。

バス乗り場の案内に従い進みます。

こちらにはベンチがあるので、疲れたりしたら休憩ができます。

バスは複数、様々な大きさがあり、その時のタイミングによって、乗るバスが決まります。

バス乗り場の受付で、先ほど購入したチケットのバーコードを読み取ります。

バス乗り場を抜け、待機しているバスに乗り込みます。

観光バスからパンダ基地

パンダ基地に運んでくれる観光バスに乗り込みます。

バスによっては、手すりが少ないので、気を付けて乗り込みます。

バスの中はほとんど4列シートのものが多いですが、中にはベンチタイプの内装のバスもありました。

観光バスに乗ると、10分ほど走り、パンダ基地まで山道を進んでくれます。

パンダ基地を少し通り過ぎた上の方にバスの乗降車場があります。

バスを降りたら、数十メートル、階段が途中にあるような、歩道を下ります。

歩道の階段は、均等でなく歩きにくいので、注意が必要です。

車道側は、階段ではありませんが、坂道になっていますので、車やバスに注意しながら下ります。

車道側は道幅が急に狭くなり、バスが来ると危険ですので、車道側を歩行する際は十分に注意が必要です。

バス停から数十メートル下り、右に曲がります。

橋を進むと、パンダ基地の入口があります。

左側の入口で、購入したチケットのバーコードをかざして、入場します。

碧峰峡パンダ保護センター – 観覧車情報

碧峰峡パンダ保護センター内の敷地はとても広く、歩いてすべてを巡ることは難しいため、
観覧車を利用することをお勧めします。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車

黄緑色の観覧車で、いくつか種類があります。

秋や冬は寒さのためか、ドアがあります。

夏は扉がなく、風通しがよく乗っていて気持ちがいいです。

観覧車の運行時間は、09:00~16:20までなので運行時間に注意してください。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車チケット購入方法

2023年時点では、碧峰峡パンダ保護センター入口横に、観覧車チケット売り場がありました。

利用料金は、一人20元(2024年11月時点)です。
支払いは、基本現金は使えず、WeChat Pay が必要です。

現金でもチケットが買えないこともないですが、現金を渡して、係りの方の WeChat Pay で支払っていただいたり、
周りの方に現金を渡して代わりに支払っていただく場合が多いです。

また私たちは経験しませんでしたが、入口以外の場所から乗る場合には、直接観覧車の運転手の方に、支払って乗ることもできるようです。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車乗り方

碧峰峡パンダ保護センター入口横から乗る場合は、待機している観覧車が数台いますので、運転手さんの指示に従って、
空いている観覧車に乗り込みます。

ほかの停留所ではベンチや待機列がありますので、観覧車が来るまで待機し、観覧車が来たら並んでる順番に乗り込みます。

車内は、車種にもよりますが10人前後が乗車可能です。
タイミングによっては、ぎりぎりまで乗客を乗せますので、運転手さんの隣に乗せられることもあります。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車停留所

碧峰峡パンダ保護センター観覧車の乗車する場所、降車する停留所は決まっております。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車停留所全体図

碧峰峡パンダ保護センター観覧車停留所①(熊猫广场)

碧峰峡パンダ保護センター入口横の熊猫广场の乗り場です。

乗車のみができます。

この場所にチケット売り場があります。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車停留所②(海归大熊猫乐园)

海归大熊猫乐园(Overseas Panda Returnees Paradise) の停留所です。

降車のみができます。

この停留所から降りると、海归大熊猫乐园(Overseas Panda Returnees Paradise)という、海外から戻ってきたパンダさんたちを、
幽谷步行道を歩き観覧しながら、観覧車停留所④まで歩いて進みます。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車停留所③(豹子山大熊猫别墅区)

(2024年11月時点)シャンシャンに会える庭に最も近い停留所です。

乗車、降車の両方ができます。

以前は、観覧車はこちらに停車はしてくれませんでしたが、2023年10月以降、シャンシャンが公開されてから、
停車してくれるようになりました。

以前はここから観覧車には乗れませんでしたが、閉園ぎりぎりまでシャンシャンを観覧する方が多いためか、
2024年に訪問した際には、16:20の最終便ぎりぎりに乗車できるようになっていました。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車停留所④(海归大熊猫乐园)

海归大熊猫乐园(Overseas Panda Returnees Paradise) を観終わったところにある停留所です。

乗車のみができます。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車停留所⑤(熊猫幼儿园)

熊猫幼儿园と呼ばれる、パンダ幼稚園やレストラン、売店のある停留所です。

乗車、降車の両方ができます。

この停留所で降り、パンダ幼稚園の観覧やレストランや売店で用を済ませた後は、この停留所から、観覧車に乗れます。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車停留所⑥(白熊坪)

白熊坪(White Panda Terrace)と呼ばれる、パンダさんたちの観覧できる停留所です。

乗車、降車の両方ができます。

この停留所で降り、パンダさんの観覧を済ませた後は、この停留所から、観覧車に乗れます。

碧峰峡パンダ保護センター観覧車停留所⑦(熊猫广场)

碧峰峡パンダ保護センター入口横、熊猫广场の乗り場と同じ場所で、最後の降車用の停留所です。

降車のみができます。

また観覧車に乗りたい場合は、再度チケット売り場でチケットを買う必要があります。

碧峰峡パンダ保護センター内バリアフリー情報

碧峰峡パンダ保護センター全体図

碧峰峡パンダ保護センター内は、主に以下のエリアに分かれます。

  • 海归大熊猫乐园
  • 豹子山大熊猫别墅区
  • 熊猫幼儿园
  • 白熊坪
  • 熊猫广场

海归大熊猫乐园(Overseas Panda Returnees Paradise)

海外から帰国したジャイアントパンダさんが展示されているエリアです。

観覧車の一番最初の停車場です。

ここから、幽谷步行道を歩いて、海外から戻ってきたパンダさんたちを観覧できます。

幽谷步行道は階段が多い遊歩道です。

非常に急な階段ですが、合間にベンチがあり、休みながら座ってパンダさんの観覧ができます。

(2024年11月時点)幽谷步行道の最後には、アメリカから戻ってきた人気パンダ、貝貝(ベイベイ)に会えます。

貝貝(ベイベイ)の展示所の案内板には、シャンシャンの写真が使われた説明図があります。

豹子山大熊猫别墅区

(2024年11月時点)シャンシャンに会える庭があるエリアです。

このエリアの入口付近はアスファルトで舗装された平坦なエリアです。

2024年に写真家・周先生の撮影されたシャンシャンのパネルが張られておりました。

こちらの左側のお庭にシャンシャンがいます。

シャンシャンに関する案内板です。

この奥は関係者以外立ち入り禁止箇所です。

さらに奥に進むと、熊猫幼儿园につながる、遊歩道があります。

遊歩道は、真ん中に木があったりと、注意して歩行してください。

熊猫幼儿园

熊猫幼儿园と呼ばれる、子供のパンダさんが観覧できたり、レストランや土産物屋があるエリアです。

熊猫幼儿园

勾配のあるお庭で、何匹も子供のパンダさんが暮らしています。

熊猫幼儿园の遊歩道はかなり急ですので、注意して歩行が必要です。

レストラン

レストランと土産物屋が一緒になった建物があります。

ただ、私たちが訪問した、2023年06月や10月は、レストランの営業はしておらず、ソーセージとアイスが買えるくらいでした。

土産物屋

レストランと同じ建屋に、パンダの土産物屋があります。

碧峰峡パンダ保護センターのオリジナルグッズを見つけるのはなかなか難しく、
2023年10月に訪問した際には、碧峰峡パンダ保護センターの赤ちゃんパンダのぬいぐるみや、
記念メダルくらいしかオリジナルグッズは見つけられませんでした。

記念メダル買い方

土産物屋さんの中にメダルの自販機があります。

買いたいメダルの絵柄を選び、画面をタッチします。

支払方法として、Alipay か WeChat Pay か選択し、希望の支払い方法の QR コードを読み込みます。

支払いが完了すると、下の取り出し口からメダルを取り出します。

金と銀のメダルがありますが、金のメダルの方が料金は高かったです。

白熊坪(White Panda Terrace)

白熊坪(White Panda Terrace)と呼ばれる、大人のパンダさんたちの観覧できるエリアです。

勾配のあるお庭で、奥に小屋があります。

階段をパンダさんがおりてくる姿が眺められます。

手前には、櫓があり、パンダさんたちが仲良く暮らしています。

白熊坪には屋根付きのベンチがあり、座りながら、パンダさんの観覧ができます。

熊猫广场

入口付近の広場です。

パンダの噴水があります。

噴水の横には資料館のような建物があります。

資料館

資料館の中は、冷暖房が効いており、過ごしやすいです。

パンダさんに関する様々な資料が展示されています。

パンダさんの骨格と筋肉標本。

赤ちゃんパンダの保育器。

パンダさんの毛皮。触ると、結構ゴワゴワしていました。

パンダさんのフン。

パンダさんの食べ物。

世界にいるパンダさんの地図。

貝貝(ベイベイ)やシャンシャンの写真がありました。

なんか上野動物園の写真があると嬉しくなります。

上野動物園で売っているようなパンダのお土産が飾ってありました。

Tourist Center(観光客センター)内バリアフリー情報

碧峰峡パンダ保護センターのチケットが購入できたり、様々な情報が得られる施設です。

飲み水のベンダーが設置されています。

記念メダルの自販機。

2階にはレストランがあります。

ベンチ。

トイレ。

トイレは中の空き状況が、入口の案内板で分かります。

碧峰峡パンダ保護センター – 車いす レンタル

碧峰峡パンダ保護センターには車いすの貸し出し場所を見つけることはできませんでしたが、
Tourist Center(観光客センター)内に、貸し出し用の車いすがありました。

ただ、こちらの施設では、なかなか車いすでの移動が困難なため、私たちはお借りしませんでした。

碧峰峡パンダ保護センター – トイレ

各所に綺麗なトイレがあります。

中国国内では、トイレに紙がない場合があるのですが、こちらの碧峰峡パンダ保護センターでは、
比較的紙が備え付けられておりました。

熊猫广场

熊猫广场の資料館の中に、トイレがあります。

障がい者用のトイレには便座がありませんでした。

熊猫幼儿园

熊猫幼儿园の観光車乗り場の裏にトイレがあります。

通常トイレ

様式ではないトイレもあります。

障がい者用トイレ

こちらも便座がありませんでした。

海归大熊猫乐园

海归大熊猫乐园の観光車乗車場の横にあります。

貝貝(ベイベイ)

海归大熊猫乐园にいる貝貝(ベイベイ)の写真です。

香香(シャンシャン)

2023年

2023年10月に訪問した時の香香(シャンシャン)の可愛い写真です。

2024年

2024年10月11月に訪問した時の香香(シャンシャン)の可愛い写真です。

※今後も情報の追加などがあった場合、アップデートしてまいります。

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