クアラルンプールの中心地にある国立モスク。
アクセスもしやすいことや、お祈りの時間以外、
イスラム教徒以外の方の入場も許されていることから、
クアラルンプールでも人気の観光スポットです。
国立モスクのバリアフリー情報をまとめていきます。

住所

国立モスクへの行き方

車やタクシーの場合

クアラルンプールの中心地から 5 – 10分程度で着きます。
KL セントラル駅からは渋滞なければ、数分で着くかと思います。

バス(GO KL)の場合

マレーシア政府が無料で提供するバス、GO KL で簡単にアクセスが可能です。
GO KL の レッドラインで、「Masjid Negara」の停留所で降車します。

私たちは KL セントラル駅から GO KL のレッドラインに乗りました。
GO KL のバスは、すべての路線で、写真のような紫のバスです。
バスの先頭に、Red Line などの路線の表示がされています。
路線を間違えないように注意が必要です。

KL セントラルの駅から、 「Masjid Negara」の停留所 までは 10 分程度で着きました。
「Masjid Negara」の停留所 から国立モスクの敷地内には、30 秒程度で着きますが、
国立モスクの入口とは裏側なので、入口まで行くには 5 分程度歩きました。

電車の場合

MRT や LRT クラナ・ジャヤ線 (Kelana Jaya Line)の
Pasar Seni(パサール・スニ)駅や、
KTM コミューターの Kuala Lumpur(クアラルンプール)駅から徒歩でアクセスが可能です。
各駅からは、地下通路を使って、国立モスクに行くことができます。
徒歩で 5 – 10 分でアクセスができます。

国立モスク入り方

私たちがアクセスした、GO KL の 「Masjid Negara」の停留所からの入り方を説明していきます。

「Masjid Negara」の停留所 をおりて、道を一つ渡ると、
国立モスクの裏の門に入れます。

裏の門から入ったとこらからも、建物内に入れそうな気がするのですが、
駐車場を横切り、数段の階段か、スロープを上ります。

スロープは手すりもあるのですが、ちょっと狭い気がします。

スロープを上り終わると、国立モスクの建物を横目に見ながら、
正面の入口に向かいます。

正面の入口に着くと、インフォメーションがあります。

国立モスク内バリアフリー情報

国立モスク内導線

インフォメーション右横の階段から、2階に上がります。

手すりもあり、急ではないのですが、少し長い段数を上がります。

階段を上がり終わると、案内板があります。

こうやって見ると、エレベータ自体はなさそうです。

またところどころ進入禁止の看板があります。

国立モスク – モスク内部

階段を上がった、First Floor の床は平らで歩きやすいです。

また後述しますが、こちらのフロアから車いすがお借りできます。

フロア内を進むとお祈り所があります。

こちらはイスラム教徒以外は立ち入り禁止です。

こちらの看板の外側からは撮影が可能です。

国立モスク – 服装

女性の場合は必ず、男性の場合でも、短パンを着用の際は、
紫色のフード付きローブを着る必要があります。
こちらのローブは入口のインフォメーションでお借りできます。

国立モスク – 車いすレンタル

入口のインフォメーションで車いすを借りたい旨を伝えると、
無料で貸していただけます。

借りる場所

入口のインフォメーションで借りたい旨を伝えるだけでいいのですが、
(エレベーターがないためか)その場所では借りられません。
インフォメーション横の階段を自力で上がり、階段を上がったところから、
車いすをお借りできます。

普段は奥にしまってあるため、係りの方がどこかから持ってきてくれます。

借りる方法

インフォメーションで簡単な記帳だけで借りられます。
パスポートの預け入れはありませんでした。

返却場所

車いすを持ってきていただいた、階段上の場所に置いておくだけで問題ないです。
一応帰り際に、インフォメーションの方に返却の旨をお伝えするといいでしょう。

借りられる車いす

マレーシアの中で借りられる車いすの中では、
かなりきれいでスタイリッシュな感じの車いすでした。