タイ・バンコク – ワット・プラケオと王宮 – バリアフリー情報
バンコクの三大寺院の一つワット・プラケオ。
エメラルド色の仏像が祀られているため「エメラルド寺院」という名でも有名です。
また同じ敷地内には王宮もあります。
ワット・プラケオと王宮を観光する際のバリアフリー情報をまとめていきます。
住所
ワット・プラケオへの行き方
チャオプラヤー・エクスプレス・ボートのター・チャーン船着き場から、
徒歩で 3 分程度の場所にあります。
私たちは、ター・ティアン船着き場で降り、ワット・ポーを拝観した後、
トゥクトゥクで 50 バーツで直接ワット・プラケオまで行ってもらいました。
ワット・プラケオ入り方
ワット・プラケオや王宮へはナー・プラ・ラーン通りの入り口から、
服装などのチェックを警備兵待機所で受けて、入場します。
結構服装には厳しく、タンクトップや短パンでは入れません。
また肌の露出が多い服装も不可なので、ダメな方は服装検査室で、
無料でズボンや上着を借りれます。
入り口からまっすぐ歩くと、ワット・プラケオチケットカウンターがあるので、
拝観料 500 バーツ(※2018年05月時点)で、チケットを買います。
入り口からチケットカウンターまでの間から見える、3 つの建造物です。
ワット・プラケオ内バリアフリー情報
ワット・プラケオ内では本堂のエメラルド仏の拝観がメインになると思います。
まず、ワット・プラケオの入り口ですが、スロープはあるものの、
ものすごく急です。
車いすの場合、後ろ向きで徐々にスロープを超えないときびいいです。
入り口を抜けると、目の前に、本堂が見えますが、ここからは入れません。
入り口から左に曲がり、石造りのテラスの上に並ぶ 3 つの建造物を拝観します。
テラスに登るためにスロープなどはないので、建造物を見るためには、車いすを降りて、
自力で数段階段を上り下りする必要があります。
この金色に輝く仏舎利塔プラ・シー・ラタナー・チェディは外観を見るだけでも、
十分満足できます。
テラスの建造物を堪能した後、右側に見える本堂に入ることができます。
本堂に入るためにも、自力で数段の階段を上る必要があります。
ちょうど本堂の入り口に近付いた際、ちょうど本尊を見え終えたイタリア人の方が、
「アテンドするから、どうしても美しい本尊は見てほしい」と、本堂内に入ることを、
お手伝い頂きました。
もう本尊は見たはずなのに、私たちが見ている間も待ってくれて、
アテンドまでしてくれて、本当に感動しました。
その時の記念の写真です。
本尊はヒスイでできており、そのエメラルド色がとてもきれいでした。
しかしながら、本尊の撮影は禁止されているため、その姿を写真に収められなかったのは残念です。
本尊を抜けると、王宮の入り口に入り、次は王宮内の様々な建造物を観光できます。
ワット・プラケオ内も王宮内も、ワット・プラケオの入り口がきつかっただけで、
その他の道は比較的平らで、車いすでも楽なほうでした。
ただ、ワット・プラケオと王宮内は比較的広いので、ポイントを絞って、
見たい個所を見たほうがいいと思います。
私たちは王宮側の観光は、チャクリー・マハ・プラサート宮殿の外観を見ただけで、
ワット・プラケオと王宮を後にしました。
ワット・プラケオ – 車いす レンタル
ワット・プラケオでは、警備兵待機所にて、車いすを借りることができます。
無料でお借りすることができますが、パスポートを預ける必要があります。
車いす返却時にパスポートは返していただけます。
どんなところでもパスポートを預けると、ちょっと心配になってしまうものですが、
銃器を装備した警備兵の方に預ける際だけ、なぜか安心な気持ちになってしまうのは、
私だけでしょうか(笑)。
ワット・プラケオで借りれる車いすは、今まで借りたことのない、
変わった車いすでした。
駆動輪(後輪)を動かすための、ハンドリムが、左駆動輪にはありません。
左駆動輪を動かすための、ハンドリムが、右側にのみ付いています。
片手駆動型の車いすを操るのは初めてでしたので、操作に非常に苦労いたしました。