ベトナム・ハノイ – ホーチミン廟 – バリアフリー情報

ハノイの旧市街の西側にある、ホーチミン廟。
ベトナム建国の父、ホーチミンさんの遺体が安置されている場所です。
ホーチミン廟を参拝する際のバリアフリー情報をまとめていきます。

住所

ホーチミン廟への行き方

ハノイの移動は基本タクシーになるかと思いますので、
ホーチミン廟へはやはりタクシーで行くのが便利です。
後述しますが、ホーチミン廟には直接入れないため、
ホーチミン廟西側のホーチミン博物館付近の入り口から入る必要があります。

ホーチミン廟入り方

通常、ホーチミン廟に入るためには、ゴックハー通り(Ngọc Hà 通り)側から入ります。
入り口の建物でセキュリティチェックを受けて、入場ができます。
大きな荷物やカメラなどはこちらで預け、後ほど返却してもらうシステムです。

入場料金は無料ですが、入場できる時間が午前の早いうちだけなので、
注意が必要です。

私たちはホーチミン廟の東側にある、タンロン遺跡から向かいましたので、
ホーチミン廟東側のバーディン広場から入場しようとしました。
バーディン広場に沿って歩きながら、広場に入ろうとしたところ、
警備員に入らないよう注意されました。
ホーチミン廟に入るためには、バーディン広場の南側の入り口から入るよう、
指示を受けました。
このバーディン広場から横切れれば、ホーチミン廟は目と鼻の先ですが、
直接広場には入れませんのでご注意ください。


バーディン広場から南のほうに抜け、カナダ大使館横の団体入り口から、
私たちは入場を許してもらいました。


この団体用の入り口を入ると、ちょっとしたベンチがあります。
ホーチミン廟を訪れる前に、少しの休憩ができます。


そして、このベンチの南側には、セキュリティの小屋があり、
そこで荷物のチェックが行われます。
ちょうど先に見れる小さな建物です。

私たちの場合、小さなバッグは持っておりましたが、バッグもカメラも、
預けずにホーチミン廟まで通していただけました。
ただ、この先からは撮影は禁止ですので、写真はありません。

ホーチミン廟バリアフリー情報

ホーチミン廟

セキュリティを抜けると、ホーチミン廟まで2列くらいで並びます。
私たちも途中から、その列に入れていただき、進んでいきます。
ホーチミン廟に入ると、中は階段です。
階段の上り下りをしながら、ホーチミンさんの遺体が安置されているガラスケースを回ります。
ガラスケースを取り囲むように階段がありますので、足が不自由な人は気をつける必要があります。

中は撮影禁止のため、建物写真のみ。

ホーチミンの家

ホーチミン廟を出て、道なりに進むと、まず右側に黄色い建物が見えます。
こちらは大統領府ですが見学はできません。


大統領府を抜けると、ホーチミンの家にたどり着きます。
この家にはホーチミンの生前に使っていた部屋や、書斎、ベッド、車などが見学できます。
入場料に 4 万ドン(2018年8月時点)必要です。
私たちは入場まではせずに、ホーチミンの家を抜けました。


ホーチミンの家を抜けると、お土産物屋さんが並びます。


そして、ホーチミン廟の裏側をみながら、ホーチミン廟を後にします。

ホーチミン廟 – 車いすレンタル

ホーチミン廟でレンタルできる車いすの有無は確認しませんでした。
ホーチミン廟敷地内の道は、ハノイ市内の道とは異なり、平坦で歩きやすく、
車いすでもそんなに苦労なく移動はできるかと思います。
ただ、肝心のホーチミン廟内は、階段移動でしかご遺体を見ることができませんので、
車いすでの入廟はかなり難しいと思います。
(ただ、車いすの場合、警備軍人の方々が、車いすを持ち上げてくれるので入廟できる情報があるようです)