ペルー・プーノ – チチカカ湖 – バリアフリー情報

ペルー南部とボリビア西部にまたがる湖、チチカカ湖(ティティカカ湖)。
標高は 3810 m で、汽船の航行可能な湖として世界最高所で有名です。
神秘の湖と言われるチチカカ湖を観光する際のバリアフリー情報をまとめていきます。
2007 年に旅行した際の情報ですので、ご注意ください。

住所

チチカカ湖への行き方

ペルー南部の町、プーノからアクセスが可能です。
プーノ中心街から、車で数分のプーノ桟橋から船に乗ります。
プーノ市内の旅行会社数社で、チチカカ湖のツアーを行っていますので、
通常は旅行会社の車で桟橋まで向かいます。
私も日本から申し込んだツアーで桟橋まで行きました。

チチカカ湖入り方

プーノの桟橋に着くと、いくつか船が泊まっておりますので、
申し込んだツアー会社の添乗員に従い船に乗り込みます。

船はこんな感じです。


沈まないか心配になるようなおんぼろさです。
下に青いブルーシートが見えているのが気になります。
そして何より、このような船で、広いチチカカ湖内の島々を巡れるのか、
心配になります。

すいません、間違えました。
ツアーで使用されるような船はこちらでした。

チチカカ湖内バリアフリー情報

ツアーの船

ツアーで使用される船は非常にこじんまりとしています。


通路も狭く、段差も多いです。
2 階席に上るにも、急な梯子のような階段です。


ただ 2 階席は風も気持ちがよく、眺めがいいのでお勧めです。

ウロス島

船に乗って、30 ~ 40 分ほどでウロス島に着きます。
ウロス島はチチカカ湖に浮かぶ、浮島の群集です。
このウロス島は、トトラと呼ばれる葦を積み上げて造られます。

ウロス島へのアクセス

個々の島には数人が住む小さな島や、数百人が住む大きな島があり、
大きな島には教会や学校もあるようです。
ウロス島の島々に近づくと、それぞれの島々から勧誘がはじまります。
それぞれの島で観光客を勧誘し、観光客相手に、物品の販売や、
島民の生活の説明会をしてくれます。

ウロス島内バリアフリー情報

ウロス島内には、バリアフリーはほとんどないです。


トトラの足場が非常にふわふわしていて、歩きにくかったです。
ウロス島に訪問した当時は、杖をついていなかったのですが、
杖があれば、トトラの足場にめり込んでしまい大変だったと思います。


一応トトラで作られたベンチ代りの椅子はあります。


居住地も見学可能なので、中も見せていただきましたが、
こじんまりしていて、非常に狭かったです。

ウロス島の造り方

島民の方が、トトラを使った島の造り方を説明してくれました。


粘土で固めたような浮きの土台にどんどんトトラを積み上げていきます。

十字にトトラを積み上げていきます。

 

ウロス島民の食事

チチカカ湖で獲れる魚を食べるようです。


また小麦を練って油れで揚げたようなものを食べられるようです。


あまり味がなく、若かりし頃の私の口には合わなかったようです。

ウロス島民の生活

観光客相手に、お土産品を売っています。


また、観光客相手に写真撮影もしてくれます。

ウロス島民の移動

トトラで造られた船で島々間を移動します。


観光客も乗せてもらえます。


島民の方の歌の披露があったり、ちびっこたちの写真撮影サービスがあります。