マレーシア・クアラルンプール – マレーシア国立動物園(Zoo Negara) – バリアフリー情報

クアラルンプールの郊外にあるマレーシア国立動物園、ズー・ネガラ。
マレーシアで唯一パンダが見れたり、様々な動物が見られるスポットです。
ズー・ネガラのバリアフリー情報や、車いすを借りる方法をまとめていきます。

住所

ズー・ネガラへの行き方

車やタクシーの場合

KL の中心地からは車で30分くらいのところにあります。
私たちは、Grab で、25 リンギットで行くことができました。
2名以上の場合、車やタクシーで行くことをお勧めします。

電車の場合

LRT(RapidKL)の Kelana Jaya 線に乗ってワンサ・マジュ(Wangsa Maju)駅まで行って、
そこからタクシーに乗ります。
タクシーに乗ったら10分くらい、料金は 10 リンギットくらいです。

ズー・ネガラ入り方

動物園入り口の向かって左側に、チケットブースがあります。


写真真ん中の奥に見えるのが、チケットカウンターです。


まずはこちらでチケットを購入します。


チケット料金は、マレーシア人、東南アジア人など分かれていますが、
日本人の場合は外国人料金で、82 リンギット(2018年10月現在)です。


マレーシアでは、障害者の方を、「OKU(Orang Kurang Upaya)」と表現します。
障害者の方には、OKU カードというものが発行されるようで、
OKU カードを持っている場合は、無料で入園できます。


ちなみに入場料金にジャイアントパンダの観覧も含まれます。


チケット料金を払うと、リストバンド型の入場券がもらえます。


リストバンドの付け方の案内もあります。

ズー・ネガラ内バリアフリー情報

ズー・ネガラ – 導線

ズー・ネガラ内の通路は結構でこぼこしており、
なかなか車いすだと移動はしにくいです。

一応全てのポイントでスロープなどはありますが、
結構急だったりします。

特にズー・ネガラの一番のメインポイントである、ジャイアントパンダのお部屋には、
かなり急な坂を上る必要があります。

詳しい体験記は、妻 むう のホームページにて。

パンダを近くでゆっくりじっくり見たいなら!マレーシアのZoo Negara(ズーネガラ)♪♪

ズー・ネガラ – パンダ舎

パンダ舎内の入り口は、急な坂を上った、2階にあります。
入り口に入ると、車いすの場合は、通常とは別の通路に案内されます。
エレベーターで、1階に下がります。


通路の途中に障害者用のトイレもあります。


トイレは入らなかったのですが、入り口が狭く、取っ手もノブ式です。


1階からパンダ舎に入ることが出来ます。


2018年01月に生まれたパンダの赤ちゃんもお出迎えをしてくれます。

パンダ舎内はスロープでの移動になりますが、このスロープが結構急です。
お借りした車いすだと、自力でこいでも結構滑ったり、
パワーが必要ですので、注意してください。
そして当然ですが、パンダ舎内は冷房が結構効いており、
手がかじかみますので、長居する場合は注意してください。

通常観覧時間は20 分といわれますが、観覧客がいない場合、
20分を過ぎても特に注意は受けません。
じっくりパンダを観覧することが出来ます。
パンダさんとの写真撮影もばっちりです。

ズー・ネガラ – 車いす レンタル

公式サイトの案内
http://www.zoonegaramalaysia.my/facilities.html

A wheelchair service on a first come first served basis is available at the Information Counter B. Rental fee is RM5.00 and a refundable deposit for RM50.00 is required.

車いすの貸し出しはインフォメーションカウンター B で実施され、
レンタル料金 5 リンギットと、50 リンギットのデポジットが必要です。

借りる場所

チケットカウンター左横の、インフォメーションカウンター B にて、借りられます。


貸出は14時が最後で、16時までに返却が必要です。
車いすのほかにも、ベビーカーや傘の貸し出しもしてくれます。
傘の貸出料金は不明ですが、ベビーカーは 20 リンギットのレンタル料と、
デポジットとして、50 リンギットが必要なようです。

借りる方法

ズー・ネガラのチケットカウンターにて、5リンギットのレンタル料を払う必要があります。
さらにデポジットとして、50 リンギットをチケットカウンターに預けます。

レンタル料を払ったレシートを、チケットカウンター横の、
インフォメーションカウンター B に持っていくと、そこで車いすが借りられます。
インフォメーションカウンターでは、貸出帳のようなものに、名前や連絡先を記入した上で、
さらにパスポートを人質に預け入れが必要です。

返却方法

インフォメーションカウンター B にて返却できます。


貸し出し時に受け取った Rental Pass とレンタル料金を払ったレシートを見せると、
こちらでパスポートを返却してもらえます。

そしてさらにレシートだけを持って、チケットカウンターに行くと、
50 リンギットのデポジットが帰ってきます。

借りれる車いす

標準的な車いすです。

ズー・ネガラ – トイレ

ズー・ネガラでの障害者トイレはまず、入り口が狭いです。
そしてドアの取っ手がノブ式なので、車いすに乗ったままだと、
非常に開けにくいです。


そして、中は比較的広いのですが、なぞの水がたんまり入ったタンクが置いてあります。
このタンクは何のためなのか、よくわかりませんでした。